【お役立ち】植物にしか存在しない栄養素~フィトケミカル~
こんにちは。サンキュードラッグ管理栄養士の榎本です! 今回のテーマは野菜の栄養素についてです。 「野菜を食べるように心がけましょう」とよく言われますが、それがなぜだか考えたことはありますか? _それは植物にしか存在しない栄養素があるからなんです!
食品を大きく分けると2種類!
そもそも食品は「動物性食品」と「植物性食品」の大きく2種類に分けることができます。 「動物性食品」・・・牛肉、豚肉、鶏肉、魚など 「植物性食品」・・・野菜、果物、豆類、きのこ、海藻など 野菜は植物性食品に分類されます!
「植物性食品」と「動物性食品」の大きな違いは?
ではここで想像してみて下さい。 動物や植物が紫外線や害虫などの外敵から襲われたらどうなるでしょうか? 動物は外敵から自らの足を使って逃れることができますが、 植物は地面に埋まっているため自らの足では逃れることができません! そこで!植物が自ら身を守るために作り出したのが「フィトケミカル」! これこそが7大栄養素の1つとも言われ、植物にしかない栄養素なのです!
フィトケミカルとは?
「フィトケミカル」の「フィト」には「植物」、「ケミカル」には「化学物質」という意味があります。 つまり「植物が自身を守るために自らが作り出した化学物質」のこと。 植物の色素・香り・苦み・渋み・辛みなどのもとになっているものが多く、 人間にとって必須の栄養素ではありませんが、様々な健康効果が期待されています。
いつもの食事で取り入れよう!
フィトケミカルを取り入れるには、 ◎色の濃い緑黄色野菜(ニンジン、トマト、カボチャなど) ◎香りの強い香味野菜(ショウガ、ニンニク、ネギなど) ◎苦みや渋みのある野菜(紅茶、緑茶など)を意識をすることがおすすめ♪ また、野菜の皮にフィトケミカルが含まれていることもあるので、ゴボウやカボチャなどはよく洗って皮付きのまま、 いつもは捨ててしまう玉ねぎの皮はよく洗って茶パックに入れ、スープに煮出して使うこともおすすめです♪ <参考文献>からだにいい食事と栄養の教科書 図解でわかる!本多京子著 スマイルクラブでは、食生活の「なんで?」「どうしたらいいんだろう?」など、一人一人のお悩みにお答えしています! マンツーマンだから聞ける!”そんなお悩みもあるかと思いますので、気になった方はお近くのスマイルクラブまでお気軽にお尋ねください♪