【お役立ち】コーヒーはカラダにいい!?
こんにちは。スマイルクラブ管理栄養士の金田です!
皆さんはどのくらいの頻度でコーヒーを飲んでいますか?
「コーヒーは体に良いと聞くから!」「眠気覚ましに!」と毎日沢山飲んでいるという方はいらっしゃいませんか?
今回は、コーヒーについてご説明していきます。
コーヒーに含まれる成分は大きく分けて「カフェイン」と「クロロゲン酸」の2つに分けられます。
カフェインについて
カフェインには、覚醒作用があるため、眠気の緩和や集中力向上に役立ちます。
これにより、一時的に疲労を回復してくれます。
この作用高めるために、エナジードリンクにもカフェインが含まれています。
しかし、カフェインには、以下のようなデメリットもあります。
・利尿作用があるためトイレが近くなりやすい
・依存性がある
・妊婦の方では、成長ホルモンの分泌を抑えてしまうため胎児に影響がでる
・一時的に疲労が回復するため、ますます頑張ってしまうと隠れ疲労の原因になる
そのため、米国食品医薬品局(FDA)は、健康な大人では、1日当たり400mg(コーヒーでは4~5杯程度)までであれば、カフェインによる健康への危険な悪影響はないとしていますが、コーヒーやエナジードリンクなどからのカフェインの過剰摂取には注意が必要です。
まずは、睡眠に影響やすい夕食以降は、カフェインが少ないカフェインレスコーヒーにしてみましょう!
クロロゲン酸について
皆さんは、クロロゲン酸を知っていますか?
コーヒーといえばカフェインのイメージが強いと思いますが、
クロロゲン酸はカフェインよりも多くコーヒーに含まれているポリフェノールの一種です。
クロロゲン酸には、抗酸化作用があるため、シミ、シワ、老化、ガンを防いでくれます。
また、脂肪が体に吸収されるのを抑えてくれる働きもあります。
上記のようにコーヒーが体に良いと聞く効果は、カフェインよりクロロゲン酸に多いのです!
カフェインの摂取量には注意が必要なので、カフェインの少ないカフェインレスコーヒーがオススメです☆
カフェインレスコーヒーでもクロロゲン酸の効果は期待できます!
また、皆さんはコーヒーに何を入れますか?
コーヒーに入れるコーヒーフレッシュには、トランス脂肪酸が多く含まれます。
トランス脂肪酸には、血液中の悪玉コレステロールを増加させてしまうため心筋梗塞や動脈硬化のリスクを高めてしまいます。
コーヒーフレッシュの代わりに牛乳や豆乳を入れるのがオススメです。
コーヒーの飲み方に気を付けてコーヒーを満喫してください♪
参考文献:
カフェインの過剰摂取について:農林水産省 (maff.go.jp)
沢井竜太「健康お得技大百科」(発行所:株式会社晋遊舎)
コーヒーの健康効果とは | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
ポリフェノールの種類と効果と摂取方法 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)