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今回は、血圧計の正しい使い方についてご紹介致します。

前回の記事で紹介したように、家庭で普段から血圧を測定することは、健康管理の上でとっても大切です!


前回の高血圧についての記事はコチラ >

測定のタイミング


血圧は一日の中でも時々刻々と変化しています。

日本高血圧学会は、起床時就寝前(寝る前)の毎日決まった時間帯に測定することを推奨しています。
起床後は、起きて1時間以内、トイレをすませ、服薬・食事前に測定します。
就寝前は、入浴後1時間以上時間をあけて測定しましょう.


血圧を測るときの5つのポイント


①リラックスして測りましょう
血圧は、直前の身体や精神状態の影響を受けます。

イライラしていたり、緊張していたりしては、正確な血圧値を知ることはできません。

血圧を測る前に、1~2分の安静時間を設けましょう。

楽な姿勢で座り、5~6回深呼吸をすることもおすすめです。


②排尿、排便はすませましょう
排尿、排便をすませて数分経ってから、または、尿意・便意のないときに測定しましょう。


③座った姿勢で、カフ(腕帯)を正しく巻いて測りましょう。
正しい姿勢を保つこと、カフを正しく装着することは、血圧測定で最も大切なポイントです。

椅子の背もたれに軽くもたれ、足を組まず、リラックスして座ります。

測定部位(上腕や手首)が心臓の高さ(乳頭の位置)になるよう、机が低い場合は本やクッションなどで調整してください。
カフは、巻き終わった時に、すき間ができないようにぴったりと巻きます。



④毎日同じ時間帯に測りましょう
血圧は長期的なデータにこそ意味があります。

一日のうちで最も安定した状態が保てる時間帯を選んで、毎日できるだけ同じ時刻に測定しましょう


⑤寒すぎたり熱すぎたりしない部屋で測りましょう
室温20℃前後に保った部屋で測定しましょう。


正しいカフの巻き方

  • 上腕式血圧計

①素肌か薄手の肌着の上に巻く

 カフは、素肌か薄手の肌着の上に、すき間ができないようにぴったりと巻きます。セーターなど厚手の服は、腕まくりをせずに脱いでから測定してください。

②エアチューブは手のひら側

 エアチューブを手のひら側にして、腕の中心にくるように位置を調整しましょう。

③カフを巻く位置

 カフがひじの関節部にかからないように、ひじの内側のくぼみから1~2cm上に巻きます。




  • 手首式血圧計

①素肌の上に巻く

 カフは、素肌の上に、すき間ができないようにぴったりと巻きます。

②巻きやすい方の手首に巻く

 カフは、巻きやすい方の手首に巻いてください。ただし、左手首と右手首では、測定値が異なる場合があるため、いつも同じ手首で測りましょう。

③カフを巻く位置

 カフが手首の骨にかからないように、手首と手のひらの境目から1~1.5cm離して巻きます。





正しい姿勢


  • 背もたれ:せもたれにもたれてリラックスする。
  • カフの中心:カフの中心を心臓(目安は乳首)の高さと同じにする。
  • 手のひら:腕の力を抜いてテーブルの上に置き、手のひらを上向きにする。
  • 両足:足を組まずに両足を床につける。

ぜひ、皆さんも正しい測定で家庭血圧を測定しましょう♪

引用元:血圧計の正しいつかいかた|【ゼロイベント】高血圧による脳・心血管疾患の発症ゼロ|オムロン ヘルスケア (omron.co.jp)

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