つわりと漢方
妊娠中の体調の変化
妊娠初期の体調の変化の一つに挙げられる「つわり」
つわりと聞いて連想するのは、吐き気、においがダメ、食べていないと気持ちが悪くなる、逆に食べられない、強い眠気等の症状をよく耳にします。
以前、つわりのお悩みで来られていたお客様の症状は「よだれつわり」でした。
箱ティッシュとビニールを持ってご来店され、相談時もずっと口元を拭われていました。お一人目の時は、出産時まで続いたそうです。妊娠する前は気にせず過ごせていたのに、「唾液の味が変わった」「量が増えた」「飲み込むと吐いてしまう」等のお声を耳にします。
唾液は常に出ています。飲み込むことも出来ずに、外に出すしか手段が無く一日中ずっと気にしていかないといけない状態は大変だろうな、と感じました。
つわりに効く特効薬はないので、
「つわりがあるのは、お腹の中で赤ちゃんが元気でいてくれているサイン」
と前向きな気持ちで、症状が軽くなる日を待つのもつわりを軽くするポイントかもしれません。
とはいえ、『つわり』は決して楽ではないです。
あまりにも酷い場合は、我慢せずかかりつけの産婦人科へ相談をしましょう。
漢方薬につわりに良いものがあります
- 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
- 小半夏加茯苓飲(しょうはんげかぶくりょういん)
- 茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)
- 人参湯(にんじんとう)
- 呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
①~③の処方には半夏が含有…中枢性の鎮嘔作用
①~⑤全て生姜配合(人参湯のみ乾姜)…鎮吐作用があるとされています。
(漢方くすりの辞典より)
つわりで気持ちが悪いのに飲めるかな・・・?や、妊娠中にお薬を飲みたくないな・・・?と、ご不安もあるかと思います。 妊娠中でも摂取しても差し支えのないとされている生薬で出来た漢方薬ばかりなので、ご安心ください。
飲めるかどうかに関しましては、服用の量も多くはなく、つわりがあっても飲めて、症状が楽になる方が多くいらっしゃいます。 上記のよだれつわりのお客様は、体質に合った漢方薬でティッシュ無しで過ごせるようになり、無事に元気なお子様を出産されました!
10ヶ月という長い妊娠期間、つわり以外でも自分の体調の変化に戸惑う事もあるかもしれません。そんな時、妊婦さんも飲める漢方薬もありますので、お気軽にご相談ください。楽しいマタニティライフが過ごせるお手伝いがつむぎ堂で出来れば嬉しいです。
遠方のお客様や外出の難しい方へ
相談してみたいけれど、ご来店が難しい・・・というお客様へ
漢方つむぎ堂では、お電話での漢方相談も承っております。
お電話でのご相談の流れと致しましては
① 当店よりお客様へお電話させていただきます。
② ご相談・処方の決定とお薬や飲み方のご説明。
③ お薬は送料無料(5000円以上の購入)で宅配便にてお送りいたします。
お悩みが、お肌など皮膚のお悩みの際は、より合った処方をお選びする為に、携帯電話などで部位のお写真をお願いすることがございます。
どんなお悩みでも構いませんので、まずはお気軽にお問合せください。