牛蒡について
牛蒡(ゴボウ)とは
日本では、改良化されて作物化したものの根っこを野菜として食べますが、これは日本と韓国、台湾だけで外国では食文化として定着していな食材となっています。中国ではゴボウは食材よりも薬用として使われ、日本に伝わった際も、野菜ではなく薬草として伝わったと言われています。漢方薬に含まれる生薬としてはゴボウの種子を乾燥したもの「牛蒡子(ゴボウシ)」を用います。牛蒡という漢字は、牛の尾とごぼうが似ていることが漢字の由来となっています。
おすすめ
ゴボウには、体の熱を取って炎症を鎮める働きがあります。鼻がグズグズするとき、口の渇きを感じるときは、体に熱が溜まっている証拠。はれものや吹き出物も同様です。ゴボウをささがきにし、1~2日天日干しにしてからフライパンで乾煎りし、お湯を注げばできるゴボウ茶でも効果があります。
水様性の食物繊維と不溶性の食物繊維をどちらも豊富に含んでいるので、便秘の改善やデトックスにも最適です。
ゴマと合わせると、より効果的に便秘を解消してくれます。ただし、体を冷やす作用があるので、食べ過ぎないように、また下痢気味の方には向かないので注意しましょう。
牛蒡子は、婦人科系で乳腺炎やお乳の出をよくすることにも使われます。
牛蒡子を含む漢方薬
牛蒡子は、咽喉がはれて痛む、扁桃炎、扁桃周囲炎のときに、うがいしながらゆっくり飲み下すといい「駆風解毒湯(クフウゲドクトウ)」、かんの強い傾向のある小児の、神経症、慢性扁桃腺炎、湿疹に用いられる「柴胡清肝湯(サイコセイカントウ)、皮膚疾患に用いられる「消風散料(ショウフウサンリョウ)」に配合されています。
漢方つむぎ堂では、身体に優しい自然食品も取り揃えております。
小倉駅前店限定で「牛蒡子」など生薬の量り販売も行っておりますので、ご入用の際は店舗へお問い合わせください。
自分の症状・体質にはどういう養生がよいのか知っていくことは大切です。ですが、悩みや不調によって、「〇〇ばかり摂る」ではなく、いろいろな食材をバランスよく摂っていくことが健康のための養生になります。
漢方つむぎ堂の漢方相談について
漢方つむぎ堂では、お客様のお体や心のお悩みに対して、症状だけではなく、東洋医学的にお客様一人ひとりの体質を捉えて、お悩みの根本から体を整え、解消していくお手伝いをさせていただいております。
また、ただ漢方薬をお選びするだけではなく、お悩みと体質に合わせた食事、運動などの養生のご提案をさせていただいております。
漢方で体質を改善していきたい方や気になる不調を整えていきたい方、健康を維持していきたい方は、漢方つむぎ堂の各店にて体質と症状を詳しくお伺いし、体質に合った漢方薬の提案や改善のお手伝いをさせていただきます。
ダイエットや胃腸の不調、頭痛や生理痛、お肌のお悩みや自律神経のお悩みまで、幅広くご相談を承っております。
どんなお悩みでも構いませんので、まずはお気軽にご相談ください。(相談についてはコチラへ)
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っております。
まずはご自分の身体に少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは、10分程度でどなたでも無料で行う事が出来ます。
ご予約の方が優先となりますので、事前のご予約をお待ちしております。
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① 当店よりお客様へお電話
② ご相談・処方の決定とお薬や飲み方のご説明
③ お薬は送料無料(5000円以上の購入)で代金引換(コレクト)にてお送り
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