簡単!難しくないマクロビ生活 vol.2 ~カラダの中から美しく~
前回のおさらい
前回はマクロビの基本について
マクロビの基本は「食」。
実践していくうえで大切な3つのキーワードが3つ。
「身土不二」「一物全体」そして「陰陽調和」
Vol.1では、「身土不二」についてお話しました。
その土地のもの、旬のものをいただくという考えです。
今回はその続きです
一物全体とは?
「一物全体」とは「ひとつのものを丸ごと食べる」という意味です。
小魚や野菜なら葉っぱから根っこまで、皮つきで工夫して食べる。
逆に丸ごと食べられない大きな動物や魚は、あまりたくさん食べないほうがいい、ということになります。また、自分の力で取れるものという考えもあり、人間が素手でいくとしたら、ニワトリくらいまでなら捕まえられるかな!?と思っています。牛や豚は素手だと負けてしまいそうです・・・
私がマクロビを始めるにあたって、まず変えたことが、前回もお話した「玄米食」です。
玄米は一物全体の考えでもあります。
白米を土に撒いても芽はでませんが、無農薬栽培の玄米なら芽が出ます。それだけ生きているということ、生きようとする力が宿っているということです。
また「主食」を変えることが、簡単で続けやすいと実感しています。
マクロビの効果
- 栄養のバランスがよいので、副菜が少なくて済む
- よく噛んで食べるので少量でも満腹感がある
- 前後で多少好きなものを食べても罪悪感がない
- GI値が低く太りにくい
マクロビの嬉しい効果はダイエット中の方にピッタリかもしれませんね。
私はマクロビを始めてから変わったことは、素材そのものの味を楽しめるようになったこと。 また、深く知れば知るほど「命をいただく」という思いも強くなり、感謝して食べるようになりました。
また、マクロビは排毒症状・好転反応が出るといわれております。
期間や程度、出方などが人それぞれで、
特に以前の食生活によって、症状や反応が変わることが多々あるそうです。
【期間】
一時的。数ヶ月~数年程度。
時期が来れば、症状や反応が自然と収ります。
【排毒症状・好転反応の例と原因】
- 疲労感、倦怠感……動物性タンパク質や脂肪の摂り過ぎ。
- 頭痛、腰痛などの痛み……陰性が強い食材(水分、砂糖、香辛料など)の摂り過ぎ。
- 一時的な下痢、軟便……刺激や芳香性のある飲み物、乳製品、砂糖、果実の摂り過ぎ。
- 異常な発汗と頻尿……水分の摂り過ぎ。
- 発疹、かゆみ、ニキビ……動物性の脂肪、乳製品、砂糖、香辛料、化学物質の摂り過ぎ。
- 生理不順、無月経……身体のバランスを保つ為にエネルギーを使うので、生理が止まる。
- 精神的に不安定……刺激物(コーヒー、紅茶、アルコール、香辛料)の摂り過ぎ。
他にも体重減少、抜け毛、体臭の変化などの症状が起こることもあるそうです。
「排毒症状、好転反応」と「体調不良」を見極めるのは難しいので、不安に思った時は受診が必要です。
これからの季節は、玄米にオーサワの「有機黒ごま塩」をふりかけて召し上がると
冬に向けて大切な黒い食べ物とお塩は陽性の食品で体を温めオススメです。
陰陽のことについては次回へ。
次回は最後のキーワード「陰陽」についてとマクロビ食の注意点についてお話します。
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