秋の味覚♪お芋のススメ
お芋と漢方
みなさんお芋は好きですか?
最近では安納芋や黄金千貫などのブランド芋が有名ですが、どれも本当に甘くて美味しいですね。
芋にもさつまいもやじゃがいも、大和芋、長芋、里芋・・・など色々な種類がありますが、中でも山芋は生薬の一つ「山薬」として、六味地黄丸、八味地黄丸、知柏地黄丸、杞菊地黄丸、味麦地黄丸、牛車腎気丸、啓脾湯、参苓白朮散などの漢方処方に使われています。
さて、これらの芋類を栄養素からみてみると・・・
主成分である「でんぷん」は加熱することで一部が糖質に変化し甘みが強くなります。肌やお通じに良いビタミンCと食物繊維がたっぷり含まれている上にビタミンB1も豊富に含まれているので疲労の回復にも役立ちます。
その他にもビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも多く含まれています。栄養の宝庫ですね。
また、漢方的な視点からみても・・・
気虚=いわゆるエネルギー不足の状態に良いとされ、気を補い消化機能を高める、胃の調子を整える、便秘を改善する、母乳の出をよくするなどの働きがあるといわれています。疲れを感じる、食欲がない、吐き気やげっぷがある、便秘の時などには積極的に食事にとりいれてみてください。
ただ、食べ過ぎるとお腹が張ってしまう事もあるので
適量を良く噛んで食べるように心がけて下さいね。
お芋で「気」を補って元気を取り戻しましょう!
漢方つむぎ堂の漢方相談について
巷にはたくさんの健康法が溢れています。
水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食主義、熱めのお風呂に入るなど、数えきれない程存在します。
テレビや本で紹介されていたものであっても
水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし
バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはあまりお勧めできません。
本当に合った健康法を知る為には、まず自分の体質を把握することが大切です。
漢方つむぎ堂では、ただお薬をお選びするだけではなく
お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので
まずはご自分の身体に少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは、10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
ご予約の方が優先となりますので、事前のご予約をお待ちしております。