気虚(ききょ)が原因の長引く咳の改善
40代
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- 発熱 咳
40代男性
咳でお悩みのお客様。
症状は発熱と咳で、次第に熱はひいていきましたが、咳だけが1ヶ月たっても残っていました。
どうやら伺っていくと、普段は風邪にならないように、注意を払っているそうですが、一度なってしまうと長引くように…。こんな状態が軽く15年も続いているとのこと。
注意していても風邪を引いてしまうこと、一度こじらせてしまった風邪が長く続くことをなんとかしたいと、ご相談頂きました。
気虚(ききょ)が原因
お客様の普段の体質
#お腹は冷たいものや油っぽいもので調子を崩し、普段からガスが溜まりやすい。
#疲れやすい
#鼻・目の奥が痛む&ひどくなると眩暈、吐き気が出て病院へ
お客様の場合、明らかな気の不足でした。
気というのは身体のエネルギーのことで、それが足りない事を気虚(ききょ)といいます。
元来、胃腸が弱く、食べ物からの補給が上手く出来ないので、気の絶対量が不足しており、それが普段の疲れやすさや痛みなどの原因になっていると考えられます。
更に、外からの寒邪が加わると風邪を引きやすい状態なのは、ご本人も感じていて、普段から気をつけていたようです。
長引いている咳が体力を奪っていたからなのか、年齢の影響なのか、良くなるまでに2ヶ月ほどかかりました。好きだった旅行も、体調のせいで出来なくなっていましたが、良くなるにつれて、気軽に行ける様になってきたそうです。
服用後の経過
服用後2ヶ月で徐々に食欲が出てきました。
目の痛み、疲れを以前ほど感じにくくなっていきました。
その後は、4年間漢方をお続け頂いております。 波はありますが、以前は年に数回はめまいで病院にいって点滴をしていたのが、しばらくなく、食欲も維持できています。
漢方はいつまで飲み続けるべきか?と、お客様より多く頂きますが
漢方で調子を整えた後のケアとしては・・・
①自分の力で養生を続ける。
まずは、何も飲まなくとも健康であることが理想の姿だと思いますし、この形で維持できればいいと思います。 なんだかおかしいな?と思った時には、お気軽にご相談ください。
②体質や年齢に合わせた別の養生へ移る。
意外と多いのがこの形のお客様で、深いお悩みが改善された後に、実はダイエットも気になっているなど、お悩みがすり替わる方も多いです。
③少ない量の漢方薬や身体の自然治癒力を高めるお薬で養生する。
症状が軽くなってもなかなか生活習慣を変えることが難しいのが現代人です。
生活習慣に自信のない方は、③の形が安心かもしれません。
この方も調子を維持するために継続されています。
漢方つむぎ堂では、お客様のご希望に合わせて、お一人お一人に合った形でサポートを行っております。じっくりお話しをお伺いさせてください。
遠方のお客様や不調が辛く外出の難しい方
相談してみたいけれど、ご来店が難しい・・・というお客様へ
漢方つむぎ堂では、お電話での漢方相談も承っております。
お電話でのご相談の流れと致しましては
① 当店よりお客様へお電話させていただきます。
② ご相談・処方の決定とお薬や飲み方のご説明。
③ お薬は送料無料(5000円以上の購入)で宅配便にてお送りいたします。
お悩みが、お肌など皮膚のお悩みの際は、より合った処方をお選びする為に、携帯電話などで部位のお写真をお願いすることがございます。
どんなお悩みでも構いませんので、まずはお気軽にお問合せください。