思春期の起立性調節障害と漢方
13歳
- 悩み
- 起立性調節障害
- 症状
- 頻脈、吐き気、頭痛、食欲不振
きっかけ
梅雨が明ける頃、大腸の不調で入院したことがきっかけだそうです。
退院後部活時になると、頻脈・吐き気・頭痛(鎮痛剤が効かなくなっている)・食欲が落ちる症状が出てきて、夏に起立性調節障害と診断された。
今までは、最後まで参加できていた部活を途中で抜けるようになった。
朝、学校へは行けているけど、放課後になると体力がもたず、休憩時間が増え、動けなくなり、大好きなスポーツに打ち込めなくなってきた。このまま参加できなくなるのか不安。
症状の経過
服用して1ヶ月: 朝の目覚めが違ってきた。部活は休まず行っていて、休憩の時間が短くなってきた。頭痛はあるけど。休憩すればひいていくので鎮痛剤は使っていない。本人も「治さないと!」と言って、漢方薬を毎日しっかり飲んでいる。
服用して2ヶ月後:やる気が出てきた。部活に毎日行けている事が自信につながっている。
「頑張り過ぎないを頑張る」事と「身体の声をしっかり聴く」事を大事にしていきましょうとお話していきました。
服用して3ヶ月後:夏真っ盛りで暑さはピークでしたが、前にも増してやる気が出てきている。きつい時は、ちゃんと自分で伝えられるようになり、無理しない事を心がけている。
服用して4ヶ月後:自主トレーニングを頑張っている。
食欲も大丈夫。頭痛は時々あるけど、鎮痛剤を飲むと落ち着くようになった。
服用して5ヶ月後:緊急事態宣言で部活はお休み。家で自主トレを頑張っている。
服用して6ヶ月後:残暑が厳しい頃でしたが、2試合参加できた!頭痛ない。食欲も大丈夫。睡眠もしっかりとれている。最近、更に元気になってきた。
漢方相談員からひとこと
最初、ご両親とご来店の時は身体も心もきつい状態だったようで、目に力が入っていない感じでした。
そんな状態でしたが、「以前の様に、好きなスポーツを楽しみたい!」という未来の自分を想像し、漢方スタートとなりました。ご来店のたびに、少しずつ目に力が宿るようになり、今の状態を話してくれるようになってきました。
13歳の子供には決して美味しいとは言えない漢方薬を、未来の自分を想像しながら毎日しっかり飲んでいきました。練習に参加できるようになり、試合にも出られるようになりました。
以前、出来ていたことが更にパワーアップして出来るようにもなって、自信に繋がってきたと感じます。この先もこの経験を活かし、学生生活を存分に楽しんで頂きたいと思います。
漢方つむぎ堂の漢方相談について
巷にはたくさんの健康法が溢れています。
水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食主義、熱めのお風呂に入るなど、数えきれない程存在します。
テレビや本で紹介されていたものであっても
水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし
バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはあまりお勧めできません。
本当に合った健康法を知る為には、まず自分の体質を把握することが大切です。
漢方つむぎ堂では、ただお薬をお選びするだけではなく
お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので
まずはご自分の身体に少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは、10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
ご予約の方が優先となりますので、事前のご予約をお待ちしております。
外出が難しい、遠方でご来店が出来ないお客様へ
相談してみたいけれど、ご来店が難しい・・・というお客様へ
漢方つむぎ堂では、お電話での漢方相談も承っております。
お電話でのご相談の流れと致しましては
① 当店よりお客様へお電話させていただきます。
② ご相談・処方の決定とお薬や飲み方のご説明。
③ お薬は送料無料(5000円以上の購入)で宅配便にてお送りいたします。
お悩みが、お肌など皮膚のお悩みの際は、より合った処方をお選びする為に、携帯電話などで部位のお写真をお願いすることがございます。
どんなお悩みでも構いませんので、まずはお気軽にお問合せくださいませ。