自分を責めてしまう・・・原因不明のほてり
70代後半
- 悩み
- ほてり
- 症状
- 頬や背中が熱くて辛い
お困りの症状
頬や背中が熱くなり、特に夕方から夜にかけては辛くて仕方がない。
かかりつけの病院などで相談し、原因は何かと尋ねても問題はないと言われ、「自律神経」や「気持ちの持ちよう」など言われると、自分が悪いのだと自分を責めてしまう毎日…。藁にもすがる思いでつむぎ堂にご相談いただきました。
症状の経過
服用して1か月:症状が強く出たり、以前より楽になったり。飲み始めてすぐに楽な日があったので、気持ちが楽になった、とのこと。症状が強く出た日は不安になるが、以前のように寝込むほどの辛さはない。
服用して2か月:調子の良い日が増え、症状が全く出ない日も。まだ1日中ほてる日もあるが、冷やしたりしてしのげるようになってきた。
服用して半年:
症状が出る日もあるが、症状が出ない日のほうが増えてきた
症状が出た日も、弱く出ることがほとんどで、また時間帯も短い時間で
おさまるようになった。
服用して1年:
まだ時々顔や背中がほてることはあるが、範囲も狭く、ほとんど気にならない。冷やすこと自体も減って楽になった。
漢方服用後の変化
ほてりの辛さ以上に、原因がわからないという不安が大きかったとのこと。漢方の相談を通じて、不調が出てしまった原因がきちんとあって、不調と体質に合わせた漢方を服用することで、改善ができるということを身をもって実感し、不安な気持ちも少しずつ治まっていかれたようです。
漢方相談員からひとこと
漢方では五臓(肝・心・脾・肺・腎)が健康状態をみる大きな指針となります。ご相談のお客様は、五臓の「腎」の力の低下による不調がいくつか見受けられました。
もともと「腎」には「腎陰」という体を潤わし、余分な熱を冷ます物質が貯蔵されており、お客様は腎陰の不足で、頬や背中が熱くなるという不調が出てしまっている状態でした。自動車で例えるなら、冷却装置のラジエーターが上手く働いていないイメージです。
東洋医学の考え方に則ると、説明ができる現象であっても物理的(数値など)な検査では結果に現れないこともあるので、原因の分からない不調でお悩みの際は、東洋医学の方面から自身の体調について考えてみることも良いかもしれません。
漢方つむぎ堂の漢方専門相談
巷にあふれる様々な健康法・・・水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食健康法、熱めのお風呂に入る・・・
テレビや本で紹介されていたとはいえ、水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし、バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはどれも体質を選ぶものばかりです。
本当に合った健康法を知るには、まず自身の体質を分かる事が大切です。
漢方つむぎ堂では、お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので
まずはご自分の身体と少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
ご予約の方が優先となりますので、事前のご予約をお待ちしております。