病院で治療しながら…長年悩まされている肌のかゆみ
80代前半
- 悩み
- 10年前から悩んでいる肌のかゆみ
- 症状
- かゆみのある赤い湿疹ができ、掻きむしると皮下出血を起こす
お困りの症状
10年前から、腕、背中、太ももなどに赤い湿疹が出来る。かゆみもあり、特にお風呂上りがひどい。掻きむしると皮下出血を起こす。病院で飲み薬と塗り薬をもらっているがあまり変わらない。
夜やスギ花粉の時期に悪化しやすい。
その他に腰痛、お腹を下しやすい。
症状の経過
30日後
煎じて毎日服用。保湿剤は面倒なので、1日1回。症状変化なし。
60日後
保湿剤を塗ればかゆみが治まることが出てきた。
皮下出血も減ってきている。
90日後
背中のかゆみが減ってきた。病院を転院してみた。ステロイド剤を中止するよう指示があった。
現在
ステロイドの塗り薬を中止しているが悪化しない。
最初の症状を10とすると5くらい。
皮下出血もない。
漢方服用後の変化
10年間、病院で治療されていても、なかなか改善がみられず、「治したい」と大好きなお酒も減らしながら経過をみていきました。
「面倒」と言われていた保湿剤も主治医の指示通り塗っていただきながら、内側からと外側からケアしていただきまだ始めて4ヵ月程ですが、改善傾向にあります。
漢方相談員からひとこと
最初の2ヵ月ほどは「全く変わらない」と半信半疑だったお客様ですが、長期に使用してきたステロイドと、年齢的なところから肌が薄くなっている印象でした。そのため掻きむしると皮下出血のようなあざが出来ていた
のかもしれません。
まずは掻かないようにすること、漢方で「補陰」を内側から、病院の保湿剤で外側から、皮膚を潤すことで、少しずつ痒みが減っています。
お酒も漢方では陰分(潤い)を減らしてしまうことから、少し減らしていただくようお願いしました。
「面倒、面倒」といつもお話されますが、煎じ薬も欠かさず飲んでいただいています。乾燥の季節も過ごしやすくなりますよう、サポートしていきます。
年齢を重ねると乾燥が原因で痒みを感じることがあります。もし保湿剤など使っても改善されない方、何をしても症状がぶり返す方、漢方で体質改善することをおススメします。
漢方つむぎ堂の漢方専門相談
巷にあふれる様々な健康法・・・水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食健康法、熱めのお風呂に入る・・・
テレビや本で紹介されていたとはいえ、水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし、バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはどれも体質を選ぶものばかりです。
本当に合った健康法を知るには、まず自身の体質を分かる事が大切です。
漢方つむぎ堂では、お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので
まずはご自分の身体と少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
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