痛みのストレスがきっかけの不眠と胃の不調
60代
- 悩み
- 痛みのせいで熟睡できない、ストレスが強い
- 症状
- 不眠、逆流性食道炎、舌のピリピリ感
きっかけ
10か月ほど前に右側の恥骨骨折をして40日間の入院。
その後、退院したけれど、右側をかばって動く為、左に負担がかかり、激しい痛みを感じるようになってしまいました。
この痛みのせいで、熟睡ができない・・・
2時間ごとに目が覚めてしまう生活が続き、心身共にストレスが溜まっていきました。
この痛みが治るのだろうか?という心配から食欲も低下し、喉のイガイガ感や舌のピリピリ感で病院にかかったところストレス性の逆流性食道炎と診断されました。
ネキシウムを処方され2か月ほど服用したところで胃の症状が良くなったのでやめてみましたが、再び食欲の低下を感じて服用再開。
ずっと飲まないといけないのかと不安で心配。
お困りの症状
その後、痛みの症状は無くなって、服薬していると胃の症状もおさまってはいるが、熟睡できない状態が続いている。
症状の経過
数日前からほぼ睡眠がとれていない状態になって身体がキツイ。
寝ているのか、起きているのかわからない状態が一晩中続いたり、ずっと意識がある状態で色々なことを考えてしまって、頭が冴えて眠れないという症状が出てきた。
次の日の事を考えて眠らなきゃと考えれば考えるほど眠れなくなってしまう。
何も考えず、眠れるようになりたいと漢方をスタート。
漢方服用後の変化
飲み始めから抵抗もなく服用できた。少し胃のむかつきを感じたが大丈夫。
服用して2週間:風邪をひいて痰が絡んで怖かったので、漢方の服用をストップしていた。一緒に服用して大丈夫な旨伝えて服用再開。
服用して3週間:漢方薬を服用すると、口の渇きと舌のピリピリを感じるが、眠りは少しずつ取れてきている。
1ヶ月後、舌のピリピリがやはり怖くなって漢方の服用をストップした。ドクターが言うには口喝から舌のピリピリが来ていると言われた。
※不安感が強く過緊張の状態が見られたので処方を変更※
服用して2ヶ月:舌のピリピリは全く無くなった。
まだ少し胃のむかつきはあるものの睡眠時間は、5~6時間取れる時と考えすぎてほぼ眠れない時と波が出てきた。
服用して3ヶ月、徐々に不安感が無くなってきた感じがする。睡眠はまだ波がある。
服用して5ヶ月、胃の症状は軽くなってきている。不安感も今ではほとんどない。今までは途中で起きたら眠れなかったが、再び眠れるようになった。
服用して6ヶ月、途中で目覚めることもあるが、夢を見なくなって深く眠れる。目覚めたとしてもすぐ眠れる。胃のむかつきも感じなくなった。たまにお腹すいたと感じる時も出てきた。
服用して1年、体調は大丈夫。
食事が美味しい。眠りも毎日6~7時間は深く眠れている。眠れなくても明日は眠れるから大丈夫という気にもなってきた。
漢方相談員からひとこと
痛みのストレスがきっかけでしたが、そのストレスがお客様の気持ちに大きな影響を与えてしまい、不眠や胃の不調につながっていました。
漢方をしっかり服用することで、お悩みの症状の軽減もそうですが、気持ちの部分でお客様自身が「大丈夫」と思えるようになったことが、良くなった大きな要因だと感じています。
漢方つむぎ堂の漢方相談
巷にあふれる様々な健康法・・・
水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食健康法、熱めのお風呂に入るなど・・・
テレビや本で紹介されていたとはいえ、水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし、バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはどれも体質を選ぶものばかりです。
本当に合った健康法を知るには、まず自身の体質を分かる事が大切です。
漢方つむぎ堂では、ただお薬をお選びするだけではなく
お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので、まずはご自分の身体と少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは、10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
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