生理前の激しいイライラと憂鬱感が改善
20代後半
- 悩み
- 生理の2週間前からのイライラと憂鬱感
- 症状
- 火が付いたようにイライラする、八つ当たりしてしまう、憂鬱になる
お困りの症状
元々、生理2週間前から周りの目が気になって落ち着かない気持ちになり、排卵日辺りからは気持ちの浮き沈みが激しく、イライラする事が多かった。
1人目を出産後、「イライラに火が付く」と表現されていましたが、些細な事で怒ったり大きな声を上げたりという自分に気づくようになり、そのイライラの後に毎回気持ちが沈んでしまうようになった。更にお二人目を出産後、その状態がより激しくなってしまい、ご主人やお子さんにあたってしまう事も・・・「なんで自分はこうなんだろう・・・」と自分で自分を責める毎日が続いて、ご主人と心療内科にかかってみようかと…相談していた矢先に、漢方の相談ができる所が近くにあると耳にしてご来店されました。
不調の原因とかんがえられるもの
詳しく体質をお伺いさせて頂くと・・・
漢方では自律神経のコントロールを行うと考えられている臓腑「肝」の「気」(エネルギー)が鬱滞しやすく、そこに熱が溜まりイライラ感という形になって表に出ていました。また同時に「肝」の「血」(栄養)の消耗も激しく、ホルモンバランスも崩れた状態のため生理周期に合わせるように気持ちの浮き沈みが現れている状態でしたのでそれらを改善する漢方薬を服用して頂きました。
症状の経過
服用初日には「味が苦手だけど服用できないレベルではない。」という感想を仰っていて、独特な味を感じられたようですが、そこはご自身の身体を良くしていきたいという事でしっかり途切れずに服用されていました。
服用して1ヶ月後:「生理痛が何となく軽かった。他の変化はあまり感じなかった。」
服用して3ヶ月後:「体調はすごく良なって来ていると感じるが、今回生理前があまり良くなかった。イライラ感が強かった。」
服用して6ヶ月後:「イライラ感、落ち込み感が今回は少なかった。生理痛もほぼ無くなっていた。」
服用して9ヶ月後:「ものすごく調子良くなっていると感じる。気持ちも落ち着いて笑顔で家族と接する事が出来るのが本当に嬉しい。」
最初の頃の思いつめたお顔とは違った嬉しそうな笑顔でそうお話下さいました。
漢方相談員からひとこと
ご自身ではどうにもコントロールできない気持ちの波。
このお客様の場合最終的にそのストレスが自分自身だけでなくご家族に向いてしまう所が一番のお悩みでした。
つい最近も、お子様と手を繋いでお買い物にご来店されていましたが、その楽しそうな雰囲気を拝見していて心の底から良かったと思いました。
漢方つむぎ堂で行っていること
巷にはたくさんの健康法が溢れています。
水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食主義、熱めのお風呂に入るなど、数えきれない程存在します。
テレビや本で紹介されていたものであっても
水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし
バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはあまりお勧めできません。
本当に合った健康法を知る為には、まず自分の体質を把握することが大切です。
漢方つむぎ堂では、ただお薬をお選びするだけではなく
お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので
まずはご自分の身体に少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは、10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
ご予約の方が優先となりますので、事前のご予約をお待ちしております。