乾皮症と漢方
肌の乾燥の季節到来!
だんだんと気温も落ち着いて季節は秋へと移り変わってきましたね。
秋は漢方では「燥邪」が悪さをする季節でもあり
潤いが重要な呼吸器や皮膚に不調の出やすい季節です。
元々、肌が乾燥傾向にある方に多く見られる体質として真っ先に挙げられるのが「血虚」です。
「血」が不足している為に、肌に充分な栄養がいきわたらず乾燥したり荒れやすくなってしまいます。また皮膚のバリア機能が低下するため外からの刺激を受けやすくもなります。
更に、加齢による皮膚機能の衰えにより更に悪化して
「老人性乾皮症」が引き起こされ、病状が進むと強い痒みや湿疹などがみられることもあります。
我慢できない痒みに悩まされ、「物事に集中できない」「夜もグッスリ眠れない」など、生活に支障をきたしている人も少なくありません。
おすすめの養生
- 高い温度での長風呂を避ける(目安は38~40℃)
- 刺激の少ない材質の衣服を選ぶ(綿、絹など)
- 十分な睡眠を心がける
- アルコールや香辛料は控える
- 加湿器などでお部屋の湿度をコントロールする
養生を実践しても、なかなか症状が取れない場合は
漢方薬での体質改善で根本から解決するのも良い手段の一つです。
その場合、何よりも重要なのがきちんと体質に合う事。
肌のお悩みがあってご自身に合ったものをとお考えの方、ぜひお気軽にご相談ください。
漢方つむぎ堂の漢方相談について
巷にはたくさんの健康法が溢れています。
水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食主義、熱めのお風呂に入るなど、数えきれない程存在します。
テレビや本で紹介されていたものであっても
水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし
バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはあまりお勧めできません。
本当に合った健康法を知る為には、まず自分の体質を把握することが大切です。
漢方つむぎ堂では、ただお薬をお選びするだけではなく
お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので
まずはご自分の身体に少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは、10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
ご予約の方が優先となりますので、事前のご予約をお待ちしております。
遠方のお客様や不調が辛く外出の難しい方
相談してみたいけれど、ご来店が難しい・・・というお客様へ
漢方つむぎ堂では、お電話での漢方相談も承っております。
お電話でのご相談の流れと致しましては
① 当店よりお客様へお電話させていただきます。
② ご相談・処方の決定とお薬や飲み方のご説明。
③ お薬は送料無料(5000円以上の購入)で宅配便にてお送りいたします。
お悩みが、お肌など皮膚のお悩みの際は、より合った処方をお選びする為に、携帯電話などで部位のお写真をお願いすることがございます。
どんなお悩みでも構いませんので、まずはお気軽にお問合せください。