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肺のケアで咳を鎮める

コロナ禍になって以降、咳を躊躇する方も多いのではないでしょうか。
とりわけ喘息などの持病により咳が出やすい、痰が絡みやすい方は周りの目を気にされてより咳エチケットを意識する傾向にあるようです。

咳には「肺」のケアがとても重要となります。
「肺」の一番の役割は「呼吸」ですが、東洋医学で言う「肺」の役割はそれだけではありません。
肺には身体中に水分や栄養を散布する『宣発粛降』と呼ばれる機能があると考えられ、これにより呼吸道の清潔な状態が維持されますが、この機能にトラブルが生じる事で咳や痰などの症状に繋がります。
また「肺」は他にも汗や鼻症状、皮膚などにも大きく関わっていると考えられています。

肺をケアする五味子

「五味子」は肺をケアしてくれる生薬のひとつです。
収斂作用があると言われ、肺の力が不足（肺気虚）して起こった咳を鎮めます。
また、身体を覆っているエネルギー（衛気）を肺が体の表面に送るはたらきも助けるため、衛気不足により体表から漏れ出てしまう汗の改善にも用いられます。
更に五味子には腎の力（腎精、陰液）を補い、漏れるのを防ぐはたらき（固腎・渋精）もあり、夢精や下痢などの症状にも用いられます。

肺をケアする漢方

肺の機能を高めることを期待して五味子を配合した漢方薬としては「清肺湯」「小青竜湯」「人参養栄湯」などがありますが、その他の配合される生薬によって当然にその効果効能は異なりますし服用される方の体質によって用いるべき処方も異なって参ります。
やはり自分の状態、体質に合ったものをきちんと選んで服用する事が重要です。

漢方つむぎ堂ではお一人お一人のお悩みに合った漢方薬をご提案させていただいております。
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漢方つむぎ堂の漢方相談について

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テレビや本で紹介されていたものであっても
水分をため込む体質の方が1日に２ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし
バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはあまりお勧めできません。
本当に合った健康法を知る為には、まず自分の体質を把握することが大切です。

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