紅参・・・元気100倍食材!高麗人参の秘密
元気を付ける代表的な生薬
体に元気を付ける!といえば高麗人参といっても過言ではないくらい、パワフルになれる紅参(こうじん)のご紹介をしようと思います。
いわゆる、高麗人参のことですが、私達が普段食べているオレンジの人参はセリ科。
高麗人参はウコギ科の植物で、見た目が似ているから、オレンジのセリ科の野菜も人参呼ばれるようになりました。
漢方薬でも、紅参を使用したお薬は多いもので、六君子湯、十全大補湯、補中益気湯、加味帰脾湯などがありますが、紅参は気(生きる為の原動力)を補ってくれる補気の生薬です。
補気の他には、胃腸もいたわってくれるので健脾(けんぴ)の力もあります。気が補われることで、スタミナが持続したり、疲れにくくなったりします。
高麗人参は、加工方法によって人参の有効成分の量が変化し、それに伴い呼び名も変わります。
- 紅参…4年以上の人参を蒸し、水分量が14%以下になるまで乾燥させたもの。6年根が良い。
- 白参…一般的に、4年根の人参の皮を剥いて乾燥させたもの。
- 水参…収穫しただけの生の状態のもの。
高麗人参の有効成分は、人参サポニン(ジンセノサイド)と呼ばれるもので栽培年数が長ければ長い程、サポニンの量が増えていきます。
しかし、栽培年数が長いという事は、それだけ手間がかかるということであり
栽培予定地の土壌作りに2年、栽培に6年、畑を休ませるのに8年と16年の長い年月をかけて栽培しているのが6年根です。
体に元気を付ける生薬なので
元気がない、スタミナが続かない、朝が辛い、身体が重い、寒いのが苦手、睡眠不足、食欲不振、胃腸が弱い、やる気が出ない、体調を崩しやすいなど、そんな不調のある方にオススメです。
紅参がおススメの方
- 疲れやすい方
- 胃腸が弱い方
- 病中病後
- 寒がりな方
- 痩せ気味の方
- 風邪をひきやすい方
漢方つむぎ堂の漢方相談について
巷にはたくさんの健康法が溢れています。
水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食主義、熱めのお風呂に入るなど、数えきれない程存在します。
テレビや本で紹介されていたものであっても
水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし
バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはあまりお勧めできません。
本当に合った健康法を知る為には、まず自分の体質を把握することが大切です。
漢方つむぎ堂では、ただお薬をお選びするだけではなく
お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので
まずはご自分の身体に少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは、10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
ご予約の方が優先となりますので、事前のご予約をお待ちしております。