匂わない事がお悩みのお客様
50代男性
においが分からなくなったのは5年ほど前のことで、突然だったそうです。
病院に受診し、「慢性副鼻腔炎」でと診断され、鼻の腫れがあり、ステロイドの点鼻薬を使用しています。
先生からは「根気よく治療していきましょう」と言われ、
点鼻薬を使うと少しにおうけど、またすぐ匂わなくなってしまう・・・
「におわなくなると何を食べても美味しくない」
「ガスのにおいも分からないので、日常生活も怖い」
食事を美味しく味わって食べたい!
そう今の切実な思いをお話されました。
嗅覚障害とは?
一般的に嗅覚障害とは 臭いの分子をうまく受け取れない。受け取れても脳が臭いを判断できない状態などを指します。
また嗅覚障害の原因としては・・・
- 呼吸障害があるため
- 嗅粘膜(末梢神経)の障害があるため
- 呼吸障害と嗅粘膜(末梢神経)障害が混合しているため
- 脳の中枢神経に障害があるため
などとも言われ、嗅覚障害の患者数は、日本全国で数十万人存在しているそうです。
この方は慢性副鼻腔炎という鼻の病気をお持ちであることが原因であると捉え 暑がり、口渇、冷たいものをよく飲む、汗かき、食欲多い、イライラあり・・・など詳しく体質をお伺いし体質に合った漢方をお選びするとともに、体重があることで、よりカラダに溜まりやすくなっていることでも、におわない原因と考え、ダイエットも一緒に提案致しました。
服用後の変化
始めて4ヶ月ですが・・・
少しずつにおいを感じる日が出てこられ、
「以前はコーヒーすらにおわなかったけど、久しぶりににおいを感じた。」
と嬉しい報告もいただけました。
春ごろ鼻炎がひどくなる時はにおいを感じなくなるなど、
まだ波がありますが、少しずついい方向へ向かわれています。
毎月ご来店時に体重の確認をしながら
より美味しく食事ができますように、未来に向けてのお身体作りをサポートし続けたいと思います。
漢方つむぎ堂の漢方相談について
巷にはたくさんの健康法が溢れています。
水分1日2ℓ、ロカボ、岩盤浴、バナナダイエット、スムージー、生食主義、熱めのお風呂に入るなど、数えきれない程存在します。
テレビや本で紹介されていたものであっても
水分をため込む体質の方が1日に2ℓの水分を摂ると、逆に調子を崩しますし
バナナは身体を冷やすので、寒がりの方や低体温の方にはあまりお勧めできません。
本当に合った健康法を知る為には、まず自分の体質を把握することが大切です。
漢方つむぎ堂では、ただお薬をお選びするだけではなく
お客様のお悩みと体質に合わせた漢方薬や食事、運動などの養生のご提案をさせて頂いております。
また、漢方のご相談だけではなく、簡単な体質チェックも行っておりますので
まずはご自分の身体に少しだけ向き合ってみられませんか?
体質チェックは、10分程度でどなたでも行う事が出来ます。
ご予約の方が優先となりますので、事前のご予約をお待ちしております。